石川県は2月21日、県内に住む50代の県職員の男性が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。同県での感染確認は初めて。入院中だが、容体は安定しているという。

 県によると、16日に38・3度の発熱があり、県内の医療機関を受診。その後も発熱が続くなどし、20日に別の医療機関で肺炎と診断され、入院した。21日に県保健環境センターの遺伝子検査で陽性と判明した。発症前2週間以内に中国への渡航歴はないという。

 男性は13日に東京都内で開かれたセミナーに参加するため、12~14日に都内に出張していた。セミナーには30~40人が出席したが、これまでに男性以外の感染は確認されていないという。県は男性の詳しい行動歴や濃厚接触者の有無を調べる。

 記者会見した谷本正憲知事は、男性の担当業務の内容から、仕事で不特定多数の県民と接触した可能性は低いとの見方を示した。

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