2019年3月、トヨタ自動車労働組合が開いた集会で気勢を上げる組合員=愛知県豊田市

 トヨタ自動車労働組合が2020年春闘で、組合員の団結を呼び掛ける大規模集会を取りやめる方向で調整していることが20日、分かった。例年交渉がヤマ場を迎える3月上旬に開催していた。自動運転など次世代技術の競争が激化する中、労働条件の改善には、経営側との対決姿勢を鮮明にする従来の手法を見直し、労使で議論を深める必要があると判断した。

 トヨタ労組は、賃上げに議論が集中していたこれまでの春闘のあり方が、働き方や企業風土といった課題も幅広く話し合う場に変化してきたことを重視している。

 19年の大規模集会では、約5100人が参加した。

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