貴金属店の金地金=東京都内

 20日の東京商品取引所で、不況に強い資産とされる金の先物に買い注文が続き、指標価格の清算値(株価終値に相当)は1グラム当たり前日比88円高の5758円を付け、過去最高値を4営業日連続で更新した。

 日本でも新型肺炎が流行して景気や株価が落ち込みそうだとの不安が要因。金はそのもの自体に価値があり、投資資金の受け皿になると期待された。この日、最高値を更新したのは今年12月を決済期限とする先物で、中心限月と呼ばれる。

 地金大手、田中貴金属工業の20日の小売価格は消費税や保管料を含めて104円高の6350円だった。このところは約40年ぶりの高値で売っている。

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