新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 札幌市は2月20日、市内在住の40代の男性会社員が新たに新型コロナウイルスの検査で陽性だったと発表した。今月1日~12日の間、18日に感染が確認された40代男性と「さっぽろ雪まつり」の会場に設けられたプレハブ小屋で一緒に事務作業に従事していたという。会場で接客はしていなかった。道内での感染者は5人目となった。

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 同市幹部は記者会見で「18日に確認された男性の感染経路は分かっていないが、この男性から男性会社員にうつったと考えられ、市中感染が起きていると言える」と説明した。

 市によると、男性会社員は日本国籍で、容体は重くないとしている。少なくとも発症2週間前から海外に渡航はしていない。プレハブ小屋で2人と一緒に作業していた別のスタッフについても今後検査する。

 秋元克広市長は「いろいろ対策を取っていたにもかかわらず感染者が出たことは大変残念」と述べた。

 道内では1月に中国湖北省武漢市から観光に訪れた40代女性が感染しているのが確認されて以降、19日までに札幌市内の50代と40代の男性計2人、道南部の渡島総合振興局管内に住む60代男性の感染が確認されている。道は20日、60代男性が七飯町議と発表した。濃厚接触者に町長やほかの町議が含まれたため公表したとしている。同町は来月2日から予定していた議会定例会を9日に延期するとしている。

 男性3人はいずれも日本国籍。道によると、そのうち50代男性は基礎疾患はないものの、「症状は重篤」という。

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