封鎖され、立ち入り禁止の看板が立つ雁が原スキー場の出入り口=2月4日、福井県勝山市

 福井県勝山市の雁が原スキー場を運営していた勝山観光施設の破産手続きを巡り、勝山市は2月18日の市議会全員協議会で状況を報告した。破産管財人が市内有志グループを含む支援者への事業譲渡を模索する中、理事者は「現時点で事業者や事業内容などが明確でなく非常に困惑している」と述べた。顧問弁護士を代理人として破産管財人との協議に臨む考えも示した。

 理事者は「破産手続きがどのような内容で進んでいくのかが不明。展開を注視して情報の収集に努めたい」と説明。跡地に関しては「市としてどのような方策が取れるのかや活用の方向性について議会などと協議したい」と述べた。

 市の債権は、所有する土地の賃貸借契約に基づく地代が194万3千円(2018、19年度分)、固定資産税については「金額は申し上げられないが、かなりの額がある」とした。

 議員からは「(事業譲渡などに関係する)協議をして何かするにしても市の同意が必要。そのときは議会の同意も求めてほしい」との声が出た。水上実喜夫副市長は「弁護士同士の協議でしっかり対応したい」と述べた。

関連記事