福井県立恐竜博物館の増改築後の外観イメージ図

 2023年春の北陸新幹線県内開業を見据え福井県は、観光誘客の目玉となる福井県立恐竜博物館(勝山市)について、増改築による機能強化事業として2020年度当初予算案に10億3507万円を計上。恐竜列車運行や恐竜ホテル支援といったソフト事業も打ち出した。

 恐竜博物館の機能強化では、23年夏のリニューアルオープンに向けた増改築の設計費に4億4767万円、現博物館の西側に位置する増築部の土地造成費に5億8740万円を盛り込んだ。増築部は地上1階、地下2階でイベントホールや特別展示室を配置。中央部に現博物館の象徴となっている卵形ドームをイメージした造形物を設け、デザインの統一性を考慮する。

 増改築に合わせ、勝山市などと協議してきた県内の回遊・宿泊促進の仕掛けづくりにも着手する。1億2235万円を計上し、恐竜をイメージした内装などを備えた恐竜列車や恐竜バス、恐竜ホテルの実現に向け事業者を支援する。

 恐竜列車はえちぜん鉄道が運行。既存の車両を改修した1編成を今年夏に投入するほか、3年後に走らせる予定の新たな車両の導入準備も進める。

関連記事