早くもふ化したカエルの卵=2月15日、福井県越前町佐々生(提供写真)

 春の訪れの早さに「ひっくりカエル」かも―。福井県越前町佐々生でカエルの卵が次々にふ化し、オタマジャクシが元気に泳ぐ姿が見られる。住民は「例年なら、雪が解ける春ごろに見られる光景なのに」と驚いている。

 住民の男性(67)によると2月15日、近くの田んぼで大量のカエルの卵がふ化しているのを確認した。18日には、屋根が白くなるほどの雪が降ったにもかかわらず、大きなもので体長5~6ミリ程度のオタマジャクシが元気に田んぼを泳いでいた。

 福井県自然保護センター(大野市)によると、アカガエルの仲間とみられる。例年県内でのカエルのふ化は3~4月に見られるといい、山間部や日当たりの良くない場所では、さらに遅れることも。山あいの佐々生集落での2月中旬のふ化は「相当早い」と同センター。冬場の天候が良かったために早まったとみられる。

 男性は「こんなに早く春のような状態が来てしまって、野菜の生育は大丈夫かな」と少し戸惑い気味に話していた。

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