クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルス感染者らの受け入れに関する住民説明会=2月18日午後、愛知県岡崎市

 愛知県岡崎市は2月18日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルス感染者らを受け入れることになった藤田医科大岡崎医療センター(同市)を運営する学校法人藤田学園などと、住民説明会を市内で開いた。

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 終了後、取材に応じた市の担当者らは、参加者からセンターの向かい側にある小学校の児童らに感染の恐れはないかといった質問が出たことを明らかにした。厚生労働省の担当者は「2、3メートルの距離なら飛沫(ひまつ)感染のリスクもあるが、道を挟んでいる小学校まで飛沫が飛ぶことはない」とし、藤田学園側は感染者の受け入れを夜間にするなど児童との接触を避けると説明したという。

 センター前で取材に応じた藤田学園の担当者は、到着が19日未明以降になるとの見通しを示した。センターは4月に開院する予定で、医療機関の認可を受けていないため治療はせず、経過観察を行う。

 センター近くのJR岡崎駅を利用していた市内の女性会社員(48)は「今まではニュースで見ているだけで人ごとだったが、急に切迫感が出てきた」と話した。

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 近くを自転車で通行していた市内の無職男性(65)は「高齢者は重症化しているので、早く終息してほしい。ここなら開院前で患者がいないので院内感染の恐れは少ない。大変な時期なので少しでも助けになればいいことだ」と歓迎した。

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