日本システムバンクが北陸電力福井支店南側に建設する立体駐車場の完成予想図

 コインパーキング運営などの日本システムバンク(本社福井県福井市、野坂信嘉社長)と北陸電力(本店富山県富山市)は2月17日、JR福井駅東口近くの北陸電福井支店(福井市日之出1丁目)の南側に、時間貸しの立体駐車場を建設すると発表した。3年後の北陸新幹線福井県内延伸を控え、駐車場不足の解消という形でまちづくりに貢献する狙い。10月の稼働開始を目指す。

 同支店が社有車駐車場としている約1400平方メートルの土地を貸し、日本システムバンクが建設、運営する。5階建てで高さ約15メートル、延べ床面積は約4500平方メートル。4月に着工する。

 収容台数約220台のうち約60台は北陸電の社有車が使用し、時間貸しするのは約160台の見込み。JR福井駅に近い好立地となることから、95%以上の稼働率を想定している。

 日本システムバンクによると、福井駅周辺では駐車場が不足しており、新幹線延伸後は600台分不足するという試算もあるという。福井県繊協ビル(福井市)で会見した野坂社長は「福井駅周辺では再開発事業が複数立ち上がっているが、駐車場がないと言われないよう尽力したいと考えていた」と、事業化の経緯を説明した。

 同席した北陸電の竹内正美・執行役員福井支店長は「地域の課題解決に一定の貢献ができたかと思う。にぎわいづくりに向け、ソフト面でもできることを考えたい」と話した。

 災害時の一時避難所として活用できるよう、電源の設置なども検討している。

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