新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)

 神奈川県は2月17日、新たに神奈川県相模原市の40代女性看護師が、新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。看護師は、感染が確認され死亡した80代の女性が一時入院していた相模原中央病院に勤務し、女性の看護を担当していた。院内感染の可能性がある。同病院は17日、感染拡大防止のため外来を休診し、入院患者への面会も中止すると発表した。

 神奈川県によると、死亡した女性は、1月22日から倦怠感があり、2月1日から6日まで相模原中央病院に入院。看護師は3日に、この女性を担当し、その後、14日に発熱や嘔吐(おうと)があり、15日からは下痢症状が出ていた。15日に、死亡した女性の濃厚接触者として検査を実施、16日に新型コロナウイルスの陽性が判明した。17日時点で熱は下がっており自宅療養中。今後、県内の医療機関に入院する予定。

 県は、死亡した女性がかかった三つの医療機関での接触者は計61人で、このうち43人を検査し、この看護師以外は陰性だったとしている。

 相模原中央病院は相模原市中央区にあり、医療法人社団徳寿会が運営する。同病院はホームページで、安全を確認するまで入院患者への面会も中止する方針を示し「保健所により感染者の行動履歴と濃厚接触者の特定が進められている」としている。

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