最新鋭の機器が配備された新「あさぎり」=2月13日、福井県坂井市の福井港

 福井海上保安署に、老朽化のため1月に退役した巡視艇の後継となる新「あさぎり」が配備され2月13日、福井県坂井市の福井港でお披露目された。速力や情報伝達能力が大幅に向上し、海難救助や不審船の追跡などで威力を発揮する。

 旧巡視艇から名称を継承。全長約32メートル、全幅約6・5メートルでサイズはほぼ同じだが、動力がこれまでのプロペラから水を高速、高圧で噴射する「ウオータージェット」に変わったことで速力が2倍にアップした。

 他の船に停船などを求めるメッセージを1キロ先まで知らせることができる電光掲示板も新たに設置。最新鋭の監視装置も装備した。1月29日に配備された。

 坂井市のホテルで就役式が開かれ、関係者約70人が出席。松尾秀昭署長は「石油備蓄基地や火力発電所など重要施設が立地する管内で、最新鋭の設備を備えた船の配備は大きな喜び。一層業務にまい進していきたい」とあいさつ。檀野穣司船長が「乗組員全員が一致団結し、迅速、的確に海上保安業務をこなしていく」と力強く宣言した。式後、福井港で出席者に船内がお披露目された。

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