新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)

 東京都は2月15日、新たに日本人8人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち1人は40代の都内勤務の男性会社員で、重症のため12日から入院し、気管挿管して呼吸管理している。せきや発熱の症状が出た後の今月10日に東海道新幹線を使って愛知県内に出張していた。ほか7人はいずれも1月18日に屋形船で開かれた新年会に居合わせた関係者で、屋形船での感染者は計9人となった。

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 都は男性会社員が新幹線に乗った時間帯や宿泊したかどうかなどを調べている。治療に伴って十分な聞き取りができていない状況という。発症前14日以内に中国の湖北省や浙江省での滞在歴がなく、発症後はマスクを着用。糖尿病の持病があった。

 屋形船の7人は参加者のタクシー運転手4人と家族2人、船の従業員1人。うち発熱などの症状があるのは1人で、ほかは症状がないという。

 今月13日に感染確認された別のタクシー運転手や14日に判明した屋形船従業員もこの新年会にいたため、都が濃厚接触者として調査していた。

 都は7人を含め、新年会に参加した76人や従業員16人など計約190人を順次検査し、既に119人は陰性と判明している。

 都によると、都内で感染が判明したのは屋形船関係の9人など計14人になった。

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