福井特別支援学校高等部1年の山田愛莉さん=福井県坂井市

 「障害のある人もない人も一緒にできる、楽しめるってすてきなこと」。福井特別支援学校高等部1年の山田愛莉さん(16)=福井県坂井市=は、「より多くの障害者と健常者がつながるきっかけになれば」と願う。

 運動が制限されており、小学生のころは、体育の授業は毎回見学していた。「仕方ないけれど何となく疎外感を感じていた」。中学から福井特別支援学校に入学。ボッチャなどのユニバーサルスポーツに出合い、2018年の福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会)では式典アナウンスを務めた。健常者と一緒にスポーツを楽しんだり同じ役割を任されたりすることで「自分が特別じゃないことを実感できた」。

 ランナー当選で「遠い存在」だった五輪が一気に身近なものになった。当日は車いすで走る。「一生に一度の貴重な経験を楽しみたい」と笑顔を見せる。

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