福井県立高志高校

 福井県内の県立高校の2020年度一般入試の願書受け付けは2月14日、締め切られた。全日制は24校に計3997人が出願し、募集人員に対する倍率は前年に比べ0・08ポイント下がって1・01倍。学科・コース別では鯖江に新設した探究科の2・44倍が最も高かった。定時制7校は5人増え計168人となり、倍率は前年同期と同じ0・48倍。全体の出願者は4165人となった。志願変更は20、21、25日。

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 全日制は新たに1人が出願した。24校72学科・コースのうち16校の24学科・コースで1倍を超え、3校3学科・コースで1倍ちょうど。20校の45学科・コースは募集人員を下回った。

 普通科の倍率は、高志の1・92倍が最も高く、募集を27人増やした藤島の1・27倍が続いた。足羽や金津、勝山など9校で募集人員を下回った。

 専門学科では、進学強化を目指して武生と敦賀、鯖江に新設した探究科への出願が目立った。丹南を統合した鯖江探究科は66人で、倍率は全学科・コースで6年ぶりの2倍超え。武生の探究進学科も150人で2倍近くになった。敦賀の文理進学科は71人で1・18倍。若狭の文理探究も募集を上回り、県教委は「探究科の魅力がうまく伝わっている」とみる。

 武生工と武生商を統合し開校する総合産業高「武生商工」は工業系3学科、商業系2学科で計184人を募り150人が出願。募集人員を上回ったのは、電力技術やプログラミング技術などを学ぶ電気情報科のみとなった。

 全日制の出願者数が減少したことについて、県教委は私立高の専願合格者が増えたことを理由の一つに挙げた。また、高志や藤島の倍率は前年とほぼ変わらなかったが、職業系の学科・コースで大きく落ち込み「学校にばらつきが見られる」とした。一部では1学級10人に満たない学科もみられた。

 探究科など専門学科で設けられている第2志望は1296人が出願。第1志望が不合格の場合、第2志望の学科・コースで合否判定される。

 試験は3月5、6日、合格発表は同12日にある。

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