新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 和歌山県は2月13日、県内に住む50代の男性外科医が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。肺炎を発症し入院している。外科医は同県湯浅町の済生会有田病院に勤務しており、1月31日に発熱、その後2日間は休んだものの、微熱が続く中、解熱剤を飲みながら3日間勤務した。

 県は院内で接触した人らのウイルス検査を進める。同じ外科の同僚医師1人と受診した患者3人にも肺炎の症状があるという。病院は新規の患者受け入れを停止。入院患者には院内にとどまってもらい、通院患者向けには接触者外来を設ける。

 県によると、外科医は今月8日にコンピューター断層撮影装置(CT)による検査で肺炎の症状が見られたため、10日に入院した。発熱前14日間の海外渡航歴はない。中国から来た人と接触があるかどうかは不明とした。

 県は13日、対策本部を設置。仁坂吉伸知事は「どんな人と接触したか分からない職業なので、感染経路を慎重に調べる。落ち着いて、手洗いやうがい、マスクの着用を徹底してほしい」と呼び掛けた。

 和歌山県に隣接する奈良県では1月28日、中国湖北省武漢市からのツアー客を乗せた60代の男性バス運転手が、日本人で初めて感染したことが判明。京都市でも、市内の物販店で働く20代の中国人男性の感染が明らかになっている。

 和歌山県が開設している新型コロナウイルス感染症専用相談窓口の連絡先は以下の通り。

県庁健康推進課    073-441-2643 (直通)    
和歌山市保健所    073-488-5112 
海南保健所 073-482-0600    
岩出保健所 0736-61-0020    
橋本保健所 0736-42-0491    
湯浅保健所 0737-64-1291  
御坊保健所 0738-22-3481   
田辺保健所 0739-26-7933 
新宮保健所 0735-21-9630
新宮保健所串本支所 0735-72-0525

関連記事