新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 東京都は2月13日、都内に住む70代の個人タクシー運転手の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。入院して治療を受けており、保健所の聞き取りに応じられる状態で、都が感染経路を調べている。発症前の14日以内に、中国湖北省や浙江省に渡航したことや、羽田空港に行ったり海外の訪日客を乗せたりする機会はいずれもなかったと話しているという。

 都によると、男性は1月29日に発熱の症状で都内の医療機関を受診。症状が改善せず、今月3日の再診で肺炎像が確認された。その後に入院し、ウイルス検査で13日に陽性と判明した。

 男性は普段、23区内で営業。普段からマスクを着用しており、発症後は乗務を控えているという。都は同居する妻に外出を控えるよう要請した。

 また、厚生労働省は13日、ウイルスに感染した神奈川県在住の80代の日本人女性が死亡したと発表。女性はタクシー運転手男性の義母で、運転手男性の1週間前に発症していた。

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