子どもと新型肺炎、知っておきたいポイント

 新型コロナウイルスによる肺炎患者は中高年が多い。中国・武漢市で初期に確認された患者計425人の分析では、患者の年齢の中央値は59歳で、15歳未満の子どもの患者はゼロ。これまでに明らかになった子どもの感染例は、感染したが症状は出なかった深セン市の10歳男児など少数にとどまる。

 2002~03年に流行し、今回と似たコロナウイルスが原因の重症急性呼吸器症候群(SARS)でも子どもの患者は軽症で、死亡例はなかった。子どもと大人が違う理由は分かっていない。

 国内の専門家は「感染しやすさは子どもも変わらないが、重症化しにくい可能性がある」とみる。ウイルスを攻撃する免疫反応が強すぎて、患者自身の体にも害が及ぶのが重症化の一因と考えられている。免疫が未発達な子どもでは、そうした反応が起きにくいのではないかという。

 だが、子どもが安全との確証はない。頻繁な手洗いなどを習慣にしたい。

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