新型肺炎の特徴

 新型コロナウイルスの性質はまだ分からない点も多いが、現時点では、病気を引き起こす病原性はそれほど高くないという見方が有力だ。新型肺炎には特効薬がないため、治療は痛みや息苦しさを和らげる対症療法が中心になるが、重症の場合は人工呼吸器が必要になることもある。これまでの研究で、重症になるリスクが高いとされているのは、高齢者のほか、糖尿病や高血圧、心臓血管系の病気がある人たちだ。

 世界保健機関(WHO)などによると、患者によくみられる症状は発熱、せき、倦怠感、筋肉痛など。重症の肺炎や呼吸困難になる人は2割程度と少ない。

 感染予防策は年齢やリスクの高さとは関係なく共通だ。適切な食事と休養で体調を整える、せっけんを使った手洗いをこまめに行う、マスクを着ける場合は、顔との間にすき間ができないよう正しく装着する―などが挙げられる。

関連記事