横浜・大黒ふ頭に着岸したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」=2月9日午前8時32分

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルス集団感染で、厚生労働省は2月9日、新たにウイルス検査結果が判明した57人のうち6人の感染を確認したと発表した。乗客1人、乗員5人で、乗員5人は検査結果が出るまで業務に従事していたという。衛生管理上問題がなかったか調べる。

 6人は20~70代でいずれも外国籍の男女。重症者はいない。これで検査を終えた延べ336人のうち感染者は計70人。政府のチャーター機で中国・武漢から帰国した人たちも含め、国内全体で報告された感染者は計96人となった。

 厚労省によると、新たに判明した6人の性別は男性4人、女性2人。国籍別はフィリピン4人、ウクライナ1人、米国1人。

 1月に下船した香港人男性に感染が確認されたことから、クルーズ船の乗客乗員約3700人に検疫を実施。厚労省はこのうち発熱などの症状がある人や、その人と長時間近くで過ごした濃厚接触者らを対象にウイルス検査を進めている。

 この他、これまでにチャーター機での帰国者のうち10人と、国内の医療機関を受診した旅行者ら16人にも感染が確認されている。

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