フワフワと泳ぐミズダコの赤ちゃん=福井県坂井市の越前松島水族館

 福井県坂井市の越前松島水族館で、ふ化したばかりのミズダコの赤ちゃんが展示されている。水槽内をフワフワと泳ぐ愛らしい姿が人気を集めている。

 ミズダコは体長約3メートル、重さ約30キロの大きさにまで成長する世界最大級のタコ。母ダコは2019年4月に福井沖で交尾後に捕獲されたもので、6月に数千~数万個を産卵。1月14日ごろからふ化が始まり、数十匹を水槽内で展示している。

 稚ダコは約1センチと小さいながら吸盤の付いた8本の腕を持つ。半透明で、腕をしきりに動かし、浮いたり沈んだりする姿は愛嬌たっぷり。訪れた人たちを癒やしている。

 全国的に稚ダコの飼育技術は確立しておらず、ほとんどが2~3週間で死んでしまうという。5月ごろまで、ふ化した稚ダコを入れ替えながら展示していく。同館の担当者は「懸命に泳ぐ姿をぜひ見に来て」と話している。

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