西武福井店が全面改装を決めた本館8階のレストランフロア=2月6日、福井県福井市の同店

 西武福井店(福井県福井市)は2月6日、本館8階のレストランフロアと屋上ビアテラスを全面改装すると発表した。レストランフロアのリニューアルは1980年に「だるまや西武」となって以降初めて。福井銀行などが協力し、同フロアに出店を希望する地元飲食店をマッチングする。女性客向けのランチや高級ディナーが楽しめる8店舗が入り、7月にオープンする予定。

 2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向けてJR福井駅西口エリアで再開発事業が進む中、魅力的なレストラン街をつくり、西口エリアのにぎわいを創出する狙い。同店と福井銀行、屋上ビアガーデンを運営している福井テレビジョン放送の3社がプロジェクトチームをつくり、リニューアルを検討してきた。

 レストランフロアの営業面積は約1200平方メートル。現在は5区画あり、そば店、中華料理店など4店舗が営業している。昨年8月にファミリーレストランが撤退した。

 リニューアル案では、30~40代の女性客をメインターゲットに据える。女性グループが買い物の合間に楽しめる気軽な食をテーマにした「カジュアルダイニングゾーン」、カップルなどがぜいたくなディナーを楽しむ「スペシャルダイニングゾーン」で構成。

 フロア内装は、おしゃれで居心地のよい空間づくりを目指す。現在の営業時間の午前10時半~午後7時半を見直し、午前11時~午後10時に延長する。

 テナントの選定には福井銀行の子会社、福井キャピタル&コンサルティングが協力。地元の飲食事業者を軸にマッチングする意向で、4月ごろまでに決める方針。現在入居する店舗は2月末で営業を終了し、その後解体や改装工事に入る。リニューアルオープンは7月下旬の予定。

 屋上ビアテラス(約600平方メートル)は全天候型に改装し、肉料理などを提供するビュッフェ形式に変更する。営業開始は5月下旬。屋上ビアテラスを含めた新レストランフロアの利用客数は、現在の3・4倍となる年34万人、売上高は3・3倍の年約5億5千万円を目標に掲げる。

 テナント出店を希望する事業者は、福井キャピタル&コンサルティング=電話0776(43)1120。

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