新型コロナウイルスの感染者について記者会見する京都市の担当者=2月5日夜、京都府の京都市役所

 京都府京都市は2月5日、市内に住む20代の中国人男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。市内にある勤務先の物販店で、中国などから1日300人程度訪れる観光客の接客をしていたという。

 京都市などによると、男性は1月24日に体調が悪くなり、25日には37・5度の熱が出た。31日には肺炎と診断され、2月4日にウイルス検査で感染が確認された。男性はせきなどの症状が出て以降、マスクを着け、病院以外の場所には行っていないと説明した。現在は熱が下がり、せきも治まってきているという。

 同僚の韓国籍の男性が25~28日に看病していたが、症状は現れていない。同市は同僚を濃厚接触者として、健康状態の観察を続けるとともに、行動を調べる。

 京都市は、国が定めたウイルス検査対象者の基準を緩和することを決定。明確な肺炎の症状がない相談者などについても、医師が必要と判断すれば検査することにした。

関連記事