車いすバスケU23日本代表の古崎倫太朗さん=福井県永平寺町

 「障害があっても車いすに乗っているからこそ伝えられることがある」。永平寺町の古崎倫太朗さん(18)=福井工大福井高校3年=は車いすバスケットボールのU23(23歳以下)日本代表。熱いプレー同様、聖火リレーでもメッセージを届けるつもりだ。

 生まれつき下半身の筋力が弱い病気と向き合ってきた。2018年の福井国体・全国障害者スポーツ大会(障スポ)では障害の有無を超え、スポーツを楽しむ「融合」の象徴に。ランナーに選ばれた際は「障スポで結果を残せなかったので正直、自分でいいのかな」と感じたが、今では「応援してくれる人や一緒に練習する後輩らの思いも背負って走る。勇気や感動を届けたい」と思いを口にする。

 日本で来年開催されるU23世界選手権で、日本の中心選手としてメダルを獲得するのが目標だ。その先にフル代表入りとパラリンピック出場を思い描く。東京五輪の聖火をつなぐ経験が、夢舞台へのステップになると思うと「わくわくする」。

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