中国・武漢市で発生した肺炎の原因とされる新型のコロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)

 タイ保健省は2月2日、記者会見し、新型コロナウイルスによる肺炎の重症患者に、インフルエンザ治療薬と抗エイズウイルス(HIV)薬を組み合わせて投与したところ、症状が劇的に改善したと発表した。

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 発表によると、患者は武漢から観光でタイを訪れた70代の中国人女性。1月29日から首都バンコクの病院に入院し、治療を受けていた。医師が二つの治療薬を投与すると、48時間以内にウイルスが消失したという。

 2002~03年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が大流行した時も、エイズの進行を抑えるアミノ酸の結合物を投与することでウイルスの細胞への侵入をかなり阻止できたと、香港大学の研究グループなどが発表していた。

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