利用が増えている平日限定の団体貸し切り。暖冬の影響も一因という=1月21日、福井県福井市のハピリンク

 福井県福井市内で積雪が記録されないなど記録的な暖冬の中、同市のハピテラスに設置されたアイススケート場「すまいるスケートハピリンク」の団体貸し切りの利用が増えている。雪不足によるスキー教室の中止を見据えた学校などの申し込みが増えていることが一因にあるという。

 ハピリンクの団体利用は平日の午前10時~午後4時のうちの90分間、貸し切りで楽しめる。リンクを運営する市の第三セクター「まちづくり福井」によると、今シーズンの申込数は27日現在、18件567人。既に11件315人だった昨シーズンを大幅に上回っている。

 福井市の認定こども園三谷館は、年長児を対象にしたスキー教室を2月6日に今庄365スキー場(福井県南越前町)で開く予定だった。しかし、雪が少なく安全性を考慮しハピリンクでのスケートに切り替え、1月27日に実施した。同園の園長は「園児にスキーを体験させたかったが、雪に恵まれず残念。来年は雪に期待したい」と話した。

 2月にスキージャム勝山(福井県勝山市)でスキー教室を開く坂井市兵庫小学校は、雪不足の懸念からハピリンクを予約した。元々、会場は雁が原スキー場(同)を予定していたが、雪不足によるスキー場の営業断念で会場を変更していた。同小学校の教頭は「会場変更はこれまでもあったが、スケートの予約は初めて」。スキーにするかスケートにするかは今後決めるという。

 まちづくり福井の担当者は「今後も暖冬は続くだろう。学校などの利用増を見越し、貸し切りに力を入れたい」と話している。

 ハピリンクは2月11日まで営業する。貸し切り利用は6日まで。

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