埼玉県和光市の国立保健医療科学院=1月31日

 埼玉県警は2月1日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国湖北省武漢市からの帰国者が滞在する埼玉県和光市の国立保健医療科学院で、滞在者の受け入れ業務をしていた内閣官房の男性職員(37)が飛び降り自殺をした可能性があると明らかにした。

 県警によると、1日午前10時15分ごろ、どさっという音を聞いた滞在者が「人が倒れている」と119番。搬送先の病院で死亡が確認された。

 男性職員は警視庁から内閣官房に出向中で、1月31日から科学院に泊まり込みで働いていた。職員が倒れていたのは、7階建ての寄宿舎近く。遺書は見つかっておらず、県警は詳しい状況を調べている。

 武漢から日本政府のチャーター機で帰国した邦人は、千葉県勝浦市のホテルなどに一時的に滞在しており、国立保健医療科学院は31日から滞在者を受け入れていた。

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