新型コロナウイルス、ガイド感染経路

 新型コロナウイルスの感染が発覚した外国籍で20代の女性ガイド=千葉県=は、中国湖北省武漢市からの乗客らと直接関係がなく、奈良県に住む60代の男性バス運転手から3次感染した可能性が指摘されている。

 国土交通省は、武漢からの訪日客の団体旅行に関わった全てのバス運転手やツアーガイドに健康診断を呼び掛ける方針だが、3次感染を視野に入れた対策も求められそうだ。

 運転手の男性は、まず1月8~11日、次に12~16日に、それぞれ別の武漢のツアー客を乗せた。奈良県によると、男性に初めて症状が出たのは14日で、それ以前に感染していたとみている。

 12~16日の乗車期間には、大阪市に住む外国籍の40代の女性ガイドも同乗し、後に感染が判明。この女性は運転手か武漢のツアー客、いずれかからの感染とみられる。

 運転手の男性は18~22日には中国・大連のツアー客を乗せた。この間、同乗したのが千葉県の女性ガイドで、20日ごろから症状が出た。大連は感染者数が少ないため、運転手の男性からうつった疑いがある。帰国した大連の客らに日本経由で感染した可能性も否定できない。

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