児童と交流するエジプトの教員=1月23日、福井県福井市明新小学校

 日本の教育手法の導入を目指すエジプトの教員ら40人が福井県内に滞在し初等教育を学んでいる。1月23日は福井市内の8小学校を訪れ、現場の雰囲気を感じ取っていた。

 エジプトと福井大学が取り組んでいる「エジプト・ジャパン・スクール(EJS)」の教員研修プログラムの一環。EJSは、集団登校や学級会など子どもたちによる日本特有の共同活動の導入を目指しており、現在40校がエジプトに設立されている。EJSの教員らは2月14日まで滞在、福井市内の幼稚園や小学校に出向いて学ぶ。

 この日、明新小学校には6人が訪れ、給食の配膳や掃除、書写の授業などに取り組む児童の様子を観察した。エジプト学習の成果を発表する授業では、質問を受けるなど児童と交流する場面も見られた。

 エジプトの教諭(33)は「共同活動が授業に溶け込んでおり、児童たちが自主的に取り組んでいる姿に驚いた」と感心していた。

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