福島県郡山市の田んぼに不時着、横転した県警ヘリ=1日午前10時21分

 2月1日午前8時ごろ、福島県郡山市三穂田町下守屋の水田で、福島県警航空隊のヘリコプターが不時着、横転した。県警によると、脳死男性から摘出した心臓を臓器移植のために搬送中で、警察官ら5人と医療関係者2人の計7人が搭乗していた。全員負傷し、うち医療関係者1人は大けがという。いずれも命に別条はない。

 ヘリは同県会津若松市の会津中央病院から、福島空港に向けて飛行中だった。搬送していたのは、同市の竹田綜合病院で摘出された臓器だった。日本臓器移植ネットワークによると、1月30日に竹田綜合病院で50代男性が脳死判定を受け、1日に臓器を移植予定だったという。

 郡山地方広域消防組合によると、午前8時10分ごろに「ヘリが墜落した」と119番があった。

 現場は、JR安積永盛駅から西に約12キロの農村地帯で、ヘリは左側面を下にして水田に横倒しになっている。現場から最も近い住宅までの距離は約200メートル。

 福島地方気象台によると、郡山市内では当時、強風注意報が出ていた。

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