色素斑、1~2個は心配しないで (イラスト・小林孝文)

 ミルクコーヒーのような色の、盛り上がりのない色素斑(しきそはん)のことを扁平母斑(茶あざ)と言います。ほとんどは生まれたときから存在しますが、後から出てくる場合も。中でも神経線維腫症1型という病気に伴う茶あざを「カフェオレ斑」と言います。骨、眼、神経系などにさまざまな症状が出る遺伝性の病気で、この場合は茶あざが全身に6個以上見られることが多いです。

 ■1~2個は心配しないで

 お子さんに茶あざがあると、「何かの病気?」と心配になりますね。実は1~2個の茶あざは病気でなくても約15%の人にみられると言われていますので、心配はいりません。痛みやかゆみはないので、治療も不要。ただ、目立つところにあって気になる場合は、皮膚科や形成外科で相談してみるとよいでしょう。

 ■状況によって医師に相談

 ただし、▽大きさが0・5センチ以上の茶あざが複数個ある▽親や兄弟にも複数個ある▽四肢骨・脊柱・胸郭の変形など骨の病気に茶あざを伴う▽女の子で10歳6カ月までに生理が始まるなど思春期早発が疑われ、茶あざを認める-などの場合には注意が必要。かかりつけ医に一度相談してみましょう。(福井県小児科医会・森岡茂己)

関連記事