中国・武漢市で発生した肺炎の原因とされる新型のコロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)

 厚生労働省は1月29日、日本人初の感染例となった60代男性が運転するバスに同乗していた女性バスガイドが新型のコロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。女性は40代で大阪府在住。肺炎と診断され入院している。

 男性はバス運転手として中国湖北省武漢市からのツアー客を乗せたが、自身の滞在歴はなかった。厚労省はツアー客からうつったとみて感染経路を調べている。国内で人から人に感染した初の事例で、日本人の感染確認も初めて。

 運転手の男性は1月8~11日に大阪から東京へ、12~16日に東京から大阪へと武漢からのツアー客を乗せた。14日にせきなどの症状が出て、17日に奈良県内の医療機関を受診。25日に肺炎と診断された。せきなどの症状は改善しており、重症ではないが、奈良県の医療機関に入院した。

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