ハグマットに包まれた「愛妻の日」の特製花束

 妻に日頃の感謝を―。日本愛妻家協会福井支部は「愛妻の日」の1月31日、妻に花束を贈るキャンペーンを展開する。福井新聞のプロジェクト「ふくい×AI 未来の幸せアクションリサーチ」で作製した「ハグマット」を包み紙にした特製の花束を、福井県福井市の生花店が販売する。県内の既婚男性たちに「恥ずかしがらずに『ありがとう』を伝えよう」と呼び掛けている。

 「愛妻の日」は1(アイ)月31(サイ)日の語呂合わせで、日本愛妻家協会(本部群馬県嬬恋村)が定めており、キャンペーンは福井支部が独自に企画。福井市大手2丁目の生花店「IRIS(イーリス)」が、「愛と感謝」の花言葉を持つピンクのバラ中心の花束を用意する。包み紙にする「ハグマット」は、向かい合う家族2人の足形を描いており、夫婦でその上に乗れば自然な流れでハグできる。

 「家族でハグする」は、福井新聞と日立京大ラボのプロジェクト「幸せアクション」が挙げた幸せの実感を高める行動の一つ。読者の声を基に、ワークショップに参加した県内各分野の実践者が、AI(人工知能)の分析も交えて考えた。ハグマットをそのツールに活用してもらおうと福井新聞が協会と協力し、創刊120周年に合わせた紙面として19年8月に発行した。今回の包み紙は、その紙面を福井新聞が愛妻の日用にアレンジし、協会に提供した。

 3世代同居率や共働き率の高さが福井の幸福度の象徴とされている半面、そうした家庭を支える女性の負担が大きすぎるとの声もプロジェクトには寄せられた。協会福井支部長の酒井康輔さん(33)=福井市=は「妻という最も身近な他人を大切にして、福井をもう少し豊かで平和にしていきましょう」と呼び掛けている。特製花束は3300円で予約を受け付ける。

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