システム障害が発生した福井大学医学部附属病院=1月27日、福井県永平寺町

 福井県永平寺町の福井大学医学部附属病院で1月27日、患者の電子カルテシステムに障害が発生し、3時間半にわたって外来診療が遅れ、会計ができなくなるトラブルがあった。受診できずに帰宅する患者が相次いだが、手術の実施や救急・入院患者らに影響は出ていないという。

 福井大病院部医療サービス課によると、同日午前10時すぎにサーバーに不具合が発生。患者の予約状況が把握できなくなり、電子カルテの閲覧や入力などもできなくなった。非常時用パソコンで予約状況などが書かれたリストを印刷し各診療科に配布、診療結果は医師が紙のカルテに手作業で記入し対応したが、大幅な遅れで帰宅する患者が出た。患者の会計は後日となり、窓口には長い列ができた。

 午前10時半に受診予定だった80代男性は「2時間も待たされたが、職員にいつ復旧するか分からないと言われた」と話し、受診を諦め帰宅していた。

 同病院は福井新聞の取材に対し「多くの患者さんや関係各位にご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。速やかに原因を調査し、再発防止に努めます」とコメントした。

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