次々と作られるばんこもち=1月27日、福井県池田町土合皿尾の「そばの郷 池田屋」

 福井県池田町に伝わる保存食「ばんこもち」作りが、同町土合皿尾のそば打ち体験施設「そばの郷 池田屋」でピークを迎えている。

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 丸太の切れ端を意味する「ばんこ」が由来とされ、「なべしき」とも呼ばれる。カビが発生しにくいよう寒さが本格化する毎年1月10日ごろに作り始め、3月上旬まで続く。

 1月27日は施設職員ら7人が作業。町内産のもち米とうるち米に地元のヨモギを混ぜてきねでついた。ヨモギの香りが漂う中、直径20センチ、厚さ1・5センチの円盤状に手際よく整えた。4、5日ほど乾かした後、穴を開けひもを通し、2週間ほどつるして仕上がる。

 ばんこもちは水に浸し軟らかくしてから焼いて食べる。村上義信施設長(59)は「この時季だけの池田の味を楽しんで」と話していた。今年は1700枚ほど生産予定。同施設のほか、町内のまちの駅「こってコテいけだ」や福井市のベル内「こっぽい屋」でも購入できる。

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