福井県の福井市役所庁舎内にある福井市議会の喫煙室。室内に扉を設けて庁舎内への煙の流出を防ぐ「基準適合室」に約50万円で整備した

 受動喫煙対策を強化する改正健康増進法の4月全面施行を前に、福井県福井市の福井市役所7階にある市議会の喫煙室が、約50万円をかけ法律の「基準適合室」に整備された。昨年7月の法律一部施行で、7階以外の庁舎内は禁煙となったが、市議会のフロアは国会などと同じ「原則」屋内禁煙の「第2種施設」とされ、たばこの煙の流出を防ぐ基準に適合した場所を喫煙所にできると定めている。

 換気扇や空気清浄機がある喫煙室内を二重扉にして、煙が庁舎内に流出しないようにし、喫煙専門の部屋で20歳未満の立ち入り禁止を示すマークを掲げた。市議会フロアの維持管理費を充て、昨年12月中に整備した。

 8階建ての市役所庁舎は7階が議長、副議長室、各会派控室、議会事務局など市議会のフロアとなっている。喫煙室は2016年にできたが、愛煙家議員の多くは会派の控室でたばこを吸っていた。市議会は昨年7月の法律一部施行を前に、控室ではなく喫煙室で吸うようにするとともに、喫煙所を法律の基準に合うよう整備することを、6月に開いた議会運営委員会の非公開協議で決めたという。

関連記事