電車で“駅弁風”のスイーツを楽しむ女性客ら=1月25日、えちぜん鉄道勝山駅

 電車に乗って“駅弁風”のスイーツを味わう「スイーツ列車」が1月25日、えちぜん鉄道勝山-福井間で運行された。福井県勝山市内の女性や家族連れが車窓からの風景を楽しみつつ、“走るカフェ”での甘いひとときを満喫した。

 えち鉄の利用促進に取り組む市電車利用促進会議が、女性客の利用を促そうと昨年度に続いて企画。当日乗り放題となる1日フリー切符が付き、人気店のスイーツが格安で楽しめるとあって多くの申し込みがあり、家族連れら約30人が参加した。

 スイーツは、この日のために勝山市のカフェレストラン「HUTTE(ヒュッテ)」が用意した。チーズケーキやフレンチトースト、チョコレートテリーヌ、コーヒーゼリーなどさまざまなスイーツが箱に詰められ、まさに“駅弁風”。勝山駅で電車に乗り込んだ女性たちがふたを開けると、「わあ」「すごーい」と車内に歓声が響いた。

 参加者は列車に揺られながらスイーツを口に運び、友人らとの会話に花を咲かせて約1時間の電車の旅を楽しんでいた。杉平信夫会長(84)は「えち鉄は未来に残さなくてはならない市民の宝。今後もさまざまなイベントを企画し、利用者の増加につなげていきたい」と話していた。
 

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