「四国八十八カ所霊場と遍路道」の世界文化遺産登録に向けた課題などを検討するシンポジウム=25日午後、松山市

 「四国八十八カ所霊場と遍路道」の世界文化遺産登録に向けた課題などを検討するシンポジウムが25日、松山市で開かれた。登壇者からは「四国遍路には明確な目的地のない周遊型の巡礼という特徴がある」といった見方や、江戸時代の庶民文化で生まれた特性を見いだし、アピールすべきだという意見が出た。

 パネルディスカッションでは世界文化遺産登録に必要な「顕著で普遍的な価値」を巡って議論。文化庁の鈴木地平文化財調査官は、四国遍路は聖地などを目指す「目的地型」ではなく「周遊型」というところに他との違いがあると指摘した。

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