開業が5月30日にずれ込んだ道の駅「恐竜渓谷かつやま」=1月24日、福井県勝山市荒土町松ケ崎

 建設が進められている福井県の勝山市道の駅「恐竜渓谷かつやま」(荒土町松ケ崎)のオープンが5月30日にずれ込むことが1月24日、分かった。市は「5月の連休前のオープンを目指す」としてきたが、東京五輪関連や北陸新幹線の建設工事の影響で資材調達などが困難になったことが理由という。

 同日の市議会誘客拠点整備特別委員会で、理事者が説明した。

 鋼材や資材の入手に時間がかかり、施工人員の確保も難しく、昨年11月中旬からの予定だった鉄骨組み立て工事が1カ月遅れた。それに伴い、2月末までだった屋根、外装工事、3月末までを見込んだ内装、外構工事などの工期もぞれぞれずれ込んだ。

 指定管理者の勝山市観光まちづくり会社の備品設置や研修、商品陳列なども必要で、水上実喜夫副市長は「ゴールデンウイーク(GW)前のオープンは難しい」と説明。一部議員からは「前倒し」を求める声もあったが、「日程を詰めて調整した結果」として厳しいとの認識を示した。

 議員からは「慌てても仕方ない。きちっとしたものを完成させるべきだ」との意見のほか、「(敷地内で)開業プレイベントはできないか」との提案もあり、水上副市長はテント市の開催を検討する考えを示した。

 道の駅は、中部縦貫自動車道の勝山インターチェンジにほど近い勝山恐竜橋の北側で市と県が建設している。敷地面積は1・2ヘクタール。鉄骨造り平屋建てで延べ床面積は698平方メートル。全体事業費は約7億3千万円となっている。

 地元特産品や農産物の販売所、飲食コーナー、観光案内所などを配置。駐車場は約100台分を整備するほか、イベント用の屋外交流広場や親水空間も設ける。

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