ゲーム専用パソコンが並ぶeスポーツスクール「ESPO LAB FUKUI」=1月24日、福井県福井市高柳2丁目

 eスポーツの人材発掘、育成に向け、eスポーツスクール「ESPO LAB(エスポラボ)FUKUI」が2月1日、福井県福井市高柳2丁目にオープンする。高性能パソコン12台を時間貸しするほか、eスポーツの専属プロゲーマーらが指導する育成カリキュラムを用意し、プロの人材を育てる。専用施設は福井県内では初となる。

 eスポーツは反射神経や集中力が問われ、海外ではスポーツの一種として扱われている。2022年アジア大会で正式競技になることが決まっているほか、昨秋の茨城国体では文化プログラムとして都道府県対抗選手権が行われるなど注目を集めている。

 建設会社の力組(同市高柳2丁目、前田力社長)が、オンラインを通してコミュニケーション力を磨けるeスポーツに注目。将来的に大会などを福井に誘致し、地元を盛り上げるためには人材育成が不可欠と考えスクール開設を決めた。

 レインボービル7階に開設する「エスポラボ―」には、オンラインで世界とつながる最新のハイスペックゲーム用パソコンを用意。同社が雇用するプロゲーマー3人が指導するほか、オンラインを通して他のプロゲーマーにも講師になってもらう。

 指導者の一人で、プロのeスポーツチーム「HANAGUMI」に所属した経験がある県eスポーツ連合副会長の納庄貴大さん(31)=福井市=は「プロチームで活躍できる人材を福井で発掘できれば」と話す。前田社長は「コミュニケーションが苦手な子どもたちでも、オンラインゲームをする過程で会話できるようになるケースもある。子どもたちが活躍できる場として提供できれば」と期待を込めた。

 講座は平日は午後5時から同9時、休日は午前10時から午後6時。指導料金は未定。機器の時間貸しも行い、平日1時間400円、土日祝日で同500円を予定している。

 営業時間は午前10時から午前零時(開設当初は午後9~10時まで)。月曜は休み。

 問い合わせはエスポラボ=電話0776(97)6901。

 【eスポーツ】エレクトロニック・スポーツの略。コンピューターゲームやビデオゲーム、スマートフォンを使って対戦し、スポーツ競技と捉える。日本でもサッカーの「ウイニングイレブン」や格闘ゲームの「ストリートファイター」が人気。欧米や中国、韓国では高額賞金の懸かる大会が開かれ、観客は司会者の実況中継を聞きながら大型モニターで観戦することが多い。

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