福井県庁=福井県福井市

 福井県は1月23日、8月に実施した2019年度の毒物劇物取扱者試験で、90問のうち1問で出題ミスがあったことを発表した。この設問について受験者140人全員を正解とし改めて合否判定をしたが、追加合格はなかった。

 県は「深くおわびするとともに、今後問題のチェック体制を強化し再発防止に努める」としている。

 県によると、22日に外部から「正解がないのでは」との指摘があり、問題を作成した庁内の委員会で精査し出題ミスと判断した。ミスがあったのは質量の計算問題。窒素の原子量は本来14であるのに、7として計算するよう前提条件を付けていた。

 この試験では、毒物劇物の製造事業所などで取り扱い責任者となる資格が取得でき、各都道府県が実施している。福井では19年度140人が受験し、55人が合格した。

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