福井県警の「ながら運転」摘発件数

 スマートフォンなどを使いながら車を運転する「ながら運転」の福井県内の2019年12月の摘発件数は、11月に比べ227件少ない466件だったことが1月22日、福井県警のまとめで分かった。11月の3分の2にとどまっており、ながら運転を厳罰化した改正道交法施行が影響したとみられる。

 12月1日に施行された改正道交法は、携帯電話を手に持って通話したり画面を注視したりした「携帯電話使用等(保持)」違反や、通話や注視で事故を起こすなどした「携帯電話使用等(交通の危険)」違反の懲役刑や罰金の上限、違反点数、反則金を引き上げた。「交通の危険」は直ちに免許停止とした。

 県警交通企画課によると、12月に摘発された466件の違反は全て「保持」で、改正前の3倍に当たる違反点数3点や反則金1万8千円(普通車)などが科された。

 19年1年間の摘発件数は前年より1507件増えて8487件と過去5年で最多となった。このうち、1~11月は8021件で月平均は約729件だった。

 携帯電話使用者が、過失割合の高い「第1当事者」となった人身事故は17件。年齢別では20~30代が8件を占めた。

 同課によると、11~12月に市民から道交法の改正点の問い合わせが多くあり、関心の高さを感じたという。ながら運転について「重大な事故につながる可能性が高く、引き続き取り締まりを強化していく」としている。

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