アテネ五輪を見てマラソン愛好家になった堂下明子さん=福井県小浜市

 福井県小浜市の堂下明子さん(52)は、2004年のアテネ五輪陸上女子マラソンで金メダルに輝いた野口みずき選手に感動し、走り始めた。

 最初はわずか200メートルでギブアップしたが、諦めずに徐々に距離を伸ばし、今ではフルマラソン、100キロマラソンに出場するまでになった。明子さんに触発を受け、夫の和治さん(56)も走り始め、夫婦二人三脚で楽しんでいる。聖火ランナーも2人で応募したが、落選した和治さんは「正直ちょっとうらやましい」と苦笑する。

 マラソンの魅力は達成感と感動だという明子さん。「とてもつらいけれど、沿道からの声援が元気をくれる。そのおかげで完走できる」。大会に出場した時は、感謝の気持ちで笑顔やハイタッチで声援に応えることを心がけている。「聖火を持ちながら笑顔で走り、走ることの楽しさを伝えたい」と期待を膨らませる。

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