アマチュア無線を使って国際宇宙ステーションの宇宙飛行士に質問する森田中学校の生徒=1月22日、福井県福井市森田中学校

 宇宙との交信、大成功―。福井県福井市森田中学校の生徒15人が1月22日、アマチュア無線を使い地上から約400キロ離れた国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士と交信した。生徒全員が英語でやりとりし、宇宙を身近に感じていた。

【写真】宇宙飛行士と交信する生徒

 2000年に始まった米航空宇宙局(NASA)の国際的教育プログラム「ARISSスクールコンタクト」で、福井県内では2例目。

 午後5時ごろ、他の生徒や保護者ら約50人が見守る中、交信を開始。参加を企画した佐々木正盛さん(44)=福井市=が周波数を合わせ、「NA1SS…」とコールサインを3回読み上げると、ノイズ音の中から「ハロー」と返答があった。会場は歓声に包まれた。

 交信時間10分の間に生徒15人が交代でマイクを持ち、イタリア人宇宙飛行士ルカ・パルミターノさんに質問した。14歳の女子生徒は「地球に戻って一番したいことは」と尋ねたところ、「家族への電話とシャワーかな」と返答があった。そのほか「一番好きな宇宙食は」「宇宙から見た地球の見え方は」など次々質問した。

 将来、宇宙分野の開発に携わりたいという15歳の生徒は「興奮した。夢を実現させたい」と話していた。

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