第25回全国都道府県対抗男子駅伝で宮島街道を力走する福井3区の国川恭朗=2020年1月19日、広島県廿日市市

 第25回全国都道府県対抗男子駅伝(2020年1月19日、広島)で過去最高タイムを出し27位になった福井県選抜。3区の国川恭朗(麗澤大学)は箱根駅伝の本戦を逃した悔しさをレースにぶつけた。前回同区でのタイムを約40秒縮める力走を見せ、大学最後の駅伝で達成感を漂わせた。

 箱根の予選会に4年連続で出場し、突破は一度もかなわなかった。麗澤大学副主将として挑んだ本年度はチーム12人中2位で走るも「両脚がけいれんした」と予定タイムより2分遅れた。結果は中央大に26秒差の11位。2年連続の次点に終わり、「都道府県対抗に全てを懸ける」と気合を入れていた。

 駅伝好きだった父を小学5年時に亡くした。「立派な大人になってください」と書かれた生前の手紙を毎日読み返し、力をもらってきた。「父も見てくれたと思う」。卒業後はSUBARUに入り、1万メートルのほか、フルマラソン挑戦も見据える。「また福井に呼んでもらえるよう頑張る」と晴れやかだった。

 

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