Iターンしてみそ造りに励む金戸誉さん=福井県池田町

 移住してきたからこそ身にしみて思う池田の良さをアピールしたい。創業100年以上の老舗みそ蔵「湯本味噌」で日々みそ造りに励む金戸誉さん(40)は、7年前に結婚を機に大阪から福井県池田町にIターンした。「みんなのパワーを東京につなげたい。池田の人にも僕が走ることで希望を届けたい」と語る。

 移住して知り合った町民は「新しいことへの挑戦を恐れない、活気あふれる人ばかり」。初めて池田を訪れた時に感じた、山並みの迫力と水の透明さへの感動は忘れない。「池田の自然豊かなステージで走ってみたかった」とうれしさをにじませる。

 大阪にいた頃は社会人ランニングクラブに所属し、趣味で年2回フルマラソンを走っていた。移住後は「みそ造りが体力作り」と笑う。高さ約1・5メートルの2トンタンク内に入り、底のみそをスコップで混ぜていく作業もあり、「みそ造りは本当に体力を使う」。

 本番まで約4カ月半。五輪のメイン会場となる新国立競技場も見に行ったという。「聖火リレーに向け、日々気持ちが高まります」。待望の舞台に胸を弾ませている。

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