1月限りで閉店する上志比ショッピングプラザ「メイト」=1月16日、福井県永平寺町牧福島

 福井県永平寺町牧福島の上志比ショッピングプラザ「メイト」が1月末に閉店することが1月16日分かった。組合員の減少や競合店の出店などで厳しい経営が続き、創業から25年余りで幕を閉じることになった。同町では昨年5月に県内最古のショッピングセンター(SC)「ラッキー」(松岡春日2丁目)が閉店しており、町内から地元資本のSCが姿を消すことになる。

⇒福井県内最古のSC、永平寺町ラッキー閉店

 メイトは地元の協同組合「上志比ショッピングプラザ」が1994年11月にオープンした。店舗面積は816平方メートル。創業当初は食品スーパー、衣料品、靴などの5店舗が入り、年間約3億円の売り上げがあった。だが組合員の脱退や人口減少、周辺に出店したドラッグストアとの競合で厳しい経営状況が続き、近年は組合員が食品スーパーと鮮魚店の2業者のみとなっていた。

 同組合の加藤敏明代表理事(69)は「地域の皆さまに支えられ、25年余り営業できたことに感謝するとともに、突然の閉店でご迷惑をおかけすることをおわびしたい。続けたい思いはあったが、諦めざるを得なかった」と苦渋の思いを口にした。

 上志比地区で唯一の食品スーパーが消えることになり、買い物中だった近くの80代女性は「よくおかずを買いに来ている。足の具合が悪いので、距離が近いメイトがなくなると非常に困る」と話していた。

 関係者によると、メイトの敷地は借地で、跡地にはドラッグストアが出店に関心を示しているという。

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