月にオープンする大野市の水の学習施設=6日、大野市明倫町

 福井県大野市は、3月に明倫町にオープンする水環境についての学習施設「越前おおの水のがっこう」に、水に関する絵本から専門書までとりそろえた書籍コーナーを設ける。市民や観光客に自由に閲覧してもらうといい、大野だけでなく、国内外の本や資料も含めて広く寄贈を呼び掛けている。
 
 施設は1950年建築の古民家を利用するもので、木造2階建て延べ床面積約250平方メートル。耐震改修中で、開館は国連が定めた「世界水の日」の3月22日を予定する。
 
 これまで市が取り組んできた地下水に関する研究の成果や水の保全活動をパネルなどで紹介し、市民や観光客に大野の豊かな地下水を発信。さらに国内外の水環境について学び、大学などの研究機関に同市でのフィールドワークの拠点として活用してもらう。
 
 募っているのは、大野の地下水をはじめ、国内外の水に関する専門書、写真を含む資料。絵本や図鑑、小説も受け付ける。個人の自費出版本は除く。
  
 市湧水再生対策室の担当者は「子どもを含めて初心者から専門家までが水のことが学べる本や資料を集めたい。市としても本を購入するなど蔵書を充実させたい」と話している。問い合わせは同室=電話0779(64)4813。

 

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