繭や縁起物などを飾り付け、喜ぶ園児=1月14日、福井県勝山市のはたや記念館ゆめおーれ勝山

 養蚕業が盛んだった福井県勝山市内の機業場や家庭でかつて正月を彩った「繭玉飾り」が1月14日、勝山市のはたや記念館ゆめおーれ勝山に登場した。地元の園児が繭や縁起物などを枝に飾り付け、華やかな雰囲気に仕上げた。

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 地域の正月飾り作りを体験してもらおうと、ゆめおーれ勝山が毎年企画。近くのケイテーこども園の年長児19人が招かれ、ケヤキの枝に真っ白な繭やカラフルな玉、小判の飾り、「商売繁盛」と書かれた札などを取り付けた。

 繭玉飾りは、繭に見立てた団子、餅などを枝に付ける餅花が一般的。地域によっては本物の繭を付け、豊蚕や五穀豊穣を願ったが、今ではほとんど見られなくなった。

 園児は「飾りを付けるのが楽しかった。きれいにできてよかった」と喜んだ。2月22、23日の勝山左義長まつりまで館内に飾られる。

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