悠々と泳ぐマンボウ=1月14日、福井県おおい町大島の大島漁港沖

 福井県おおい町大島の大島漁港沖の小浜湾で1月14日、マンボウが泳いでいるのを大島漁協の漁師が見つけた。湾外に誘導しようと試みた同漁協職員たちも「でかっ」「泳いでいるのを見たのは水族館以外で初めて」と興奮気味だった。

 300~400メートルの沖合でナマコ漁をしていた男性漁師(28)は、海面に浮かんだ大きな背びれを見て「最初サメだと思った」。近づくと両手を広げたほどの体長約1・5メートルのマンボウだと分かり、その大きさにもびっくりしたという。

 マンボウは沖合100~200メートル付近の海面付近を背びれを左右に動かしながら、人間の歩くスピードと同じくらいの速さで悠々と泳いでいた。背びれの下に円形の傷のような部分があり、迷い込んだとみられる。

 福井県水産試験場(敦賀市)によると「海で泳いでいる状態で見つかるのは珍しい。対馬暖流に乗って大島にたどり着いたと考えられる」という。

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