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 『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフと、『ネオン・デーモン』などのエル・ファニングによる青春ミュージカルドラマ! 音楽映画が大好きな人全員にオススメしたい作品です。

 シングルマザーのお母さんと2人で住む引っ込み思案の女の子が、有名オーディション番組に挑戦する姿を描いた本作。内容だけ聞くと、なんだかありがちなスター誕生系の映画のようですが、ハリウッドの青春映画のようなキャピキャピ感はない素敵な映画です。

 『フラッシュダンス』から始まって、クリスティーナ・アギレラ主演の『バーレスク』、最近ではレディー・ガガ主演の映画『アリー/スター誕生』がありましたが、そのどれとも違うマジカルな魅力を放っています。ストーリーはそんなに変わらないのに、何が違うのか。それは圧倒的な映像の美しさと、主演を務めるエル・ファニングの、ため息が出るような透明感だと思います。エルは、本作の中で吹き替えを使わず、自分自身で全ての楽曲をパフォーマンスしているのですが、彼女の声が個性的で、思わず聞き惚れてしまう魅力を持っているんです。

 そして音楽もまた最高! ミュージカルって、使われている楽曲がオリジナルであることが多いですが、誰もが聞いたことのあるケイティ・ペリーやアリアナ・グランデ、ロビン、シグリッドなどのヒットチューンを、『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフがアレンジしているから乗りやすくて楽しい。全く新しくて、クールなミュージカルは、音響がいい映画館を見つけて観にいってノリノリで楽しんで欲しいです! ★★★★☆(森田真帆)

監督:マックス・ミンゲラ

出演:エル・ファニング、ズラッコ・ブリッチ、レベッカ・ホール

1月10日(金)から全国公開

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